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#001 ひたすら無線
という訳で、MGS3のプレイ日記を始めます。まず特筆すべきはパラメディックさん
のことではないでしょうか。いや、10人がMGS3について語れば10人全員が
パラメディックさんのことについて熱弁を振るうハズです。
彼女のどこがそんなに魅力的なのか。それはズバリ不可解さに他ならないでしょう。
かなりの美人で医学に長けているかと思えば、気持ち悪いぐらいのマニアっぷりには、
思わず失禁させられます。しかも、どう考えても趣味が悪い。
「ハエ男」を格好いいと言い出す女性なんてエンガチョですよ。エンガチョは古いか。
しかし、パラメディックさんにはその気持ち悪さを凌駕する程のキャラクター性があります。
ゼロ少佐にヤブ医者と言われたときのパラメディックさんのテンパリ具合には
少々「萌え」と言わざるを得ません。あーあ、ついに萌えとか言いだしたか僕も。終わりかな。
さて、それとは好対照なのがザ・ボスです。パラメディックさんの丸っぽい顔立ちに引き替え
ザ・ボスの顔はこれでもかと言うぐらい骨張っています。しかも老け顔。いや、実際の年齢が
分からないので、本当にご高齢なのかも知れませんがね。そして、ザ・ボスの特徴といえば
スネークさんに無線で助言する際に、かなりの確率で「なさい」を語尾につけることです。
「〜しなさい」ではなく「〜なさい」。これはもう何キャラを気取ってるんだとツッコミ
を入れたくなること山の如しです。
あと、バックパックを回収したあとのザ・ボスとスネークさんの会話。スネークさんが
「どうして俺の前から姿を消した?」「それが俺を捨てた理由?」とか
言い出すんですわ。まさか僕も、たかがテレビゲームの冒頭でこんなプチ痴話喧嘩みたいな
やり取りが交わされるとは思いも寄らなかったのでげんなりしました。さすがにCERO-18
なだけはありますね。
#002 ワニと戯れる
さて、ひとしきり無線を聞き終わったあと、特に敵もいなく、
無心に森林を進んでいくのですが、突如視界が開けて泥沼に着きました。
ここにはそう、大量のワニがいるのです。
今日のターゲットはコイツに決まりです。とりあえず泥沼の近くで
入手したグレネードを口の中に放り込んでみました。一度目は口に
入れ損ねて、自爆するという無惨な結果に終わりましたが、それからは
何度か挑戦して上達し、ワニを内部崩壊させるという偉業を成し遂げました。
グレネードにも飽きた僕は、他にも何か投げ入れてみようと思いバックパック内を
見ていると、投げることの出来るアイテムはワニの肉しか有りませんでした。
流石にワニの口に投げ入れられるモノはグレネード系だけだろうと考えていたのですが、
やってみるとあっさりと飲み込みなさいました。ワニがワニの肉を食べなさったのです。
あな怖ろし!ワニは共食いも辞さなかったのです。嬉しくなった僕はハチの巣や生け捕りにした
ヘビなどを口に投げ入れてそのワニを養い、ワニオという名前をつけ可愛がりました。
最後にワニオの頭を打ち抜きました。
次に麻酔銃で眠らせたワニを蹴り起こしてみようと挑んだのですが、
蹴った瞬間にワニが起き出して、見事反撃されました。それを数回
繰り返していると、不覚にもライフポイントが残りわずかになってしまい、
瀕死状態に陥ってしまったのです。すると、心配したゼロさんから無線が。
聞くと、「大丈夫か!?」だの「一時撤退して体勢を立て直すんだ!」だの
「セーブをして休息を取って!」だのとゼロさんとパラメディックさん二人して
心配してくれたんですが、「撤退」って。まぁ、よもや二人もおっさん一人を
救出する任務で、スネークさんがワニに瀕死の重傷を負わされたのだとは
思わなかったのでしょう。なんといっても「撤退」ですからね。
僕はその言葉を無視して、先に進んだのです。
#003 ヒトとの遭遇
それまでずっと森を走り抜けて文明に触れることなど無かったのですが、
突如視界が開けて敵兵が。久々に人間にあったので、挨拶代わりに
とりあえず生け捕りにしたヘビを投げつけてみました。敵兵の身体に
投げつけるとヘビが身体に巻き付くんですよね。ありゃ恐いわ。
ゾッとします。
一方敵兵の近くにヘビを放り投げた場合には、敵兵は果敢にも
ナイフでヘビに斬りつけるんです。立派でした。しかもヘビを斬り殺したあと
「ふぅーっ」とかいって額の汗を拭ってるんですよ。その仕草が
あまりにも微笑ましかったので、とりあえず頭を打ち抜いておきました。
更に進むと吊り橋に行き着きました。橋を渡ろうとすると、向こう岸から
敵兵がやって来たのです。どう乗り切ろうか悩んだ末だした答えは、そう、
吊り橋の縄を切ることです。狙撃銃で縄を打ち抜くと、バランスを崩して
谷底へとフォーリンしていきました。さらば。
そしてようやく廃工場へ。ここはもうめんどくさくなったので、パトリオット
先生の出番です。怒り狂ったパトリオット先生はいとも容易く敵兵を
蹴散らして下さいました。流石はパトリオット先生です。敵を
全滅させ、意気揚々とソコロフさんを救出しました。
それからザ・ボスと吊り橋上で対決する訳なんですが、スネークさん弱っ!
拳銃を解体されたかと思いきや次の瞬間ひじの骨を折られてますからね。
しかもザ・ボスがスネークさんに手を差し出すとスネークさん躊躇いながらも
手を握っちゃいますからね。ホント男ってバカですねー。そんな僕は
ピンクデモシアターで常にR1ボタンを押しっぱでございます。
あれは本編より傑作ですね。
#004 ガーコ大活躍
いよいよスネークイーター作戦スタートです。ドローンのシーンから
始まる訳なんですが、ドローン内部にカメラが切り替わると、ドローン
の壁にポスターが。よく見てみると日本人女性のグラビアでした。
「Yumi Kikuchi」との文字が書いてありましたが、スネークさんの趣味でしょうか。
なかなか良い趣味であると言えるでしょう。
そして相変わらずのアクロバティックな着地をして潜入が始まりました。
ちょっと進むとザ・ボスと遭遇してしまうことに。「どうしてここに?」
とおっしゃるガーコ迷彩のスネークさん。「ボスー!」とおっしゃるガーコ
迷彩のスネークさん。「なぜ亡命を?」とおっしゃるガーコ迷彩のスネークさん。
まるでキマってません。ダサ過ぎ。それに対してザ・ボスはスネークさんの
額を指さして「そのバンダナがいい証拠だ!」と声を大にして指摘するんですが、
いや違うだろ。突っ込むべきトコはガーコ迷彩だと僕は思うんですがね。
そのあとドローンを破壊したりコブラ部隊とGRUが待ち伏せしていることを
教えてくれたり、いったい何がしたいのか分からないザ・ボス。
言いたいことだけをいって去ってゆくのですが、入れ替わりに敵兵が。
しょうがないので強行突破して吊り橋まで行き着くのですが、ケロタンが
見つからないのです。実は今回のプレーは2周目なのですが、前回も
このエリアのケロタンを見つけられなかったばかりにステルス迷彩を
入手できなかったのです。
今回はガーコ迷彩のおかげで見つけることができたのですが、
サブシスタンスのケロタンの設置位置に若干ではありますが変更を加えるとは。
意地悪極まりないですね。作った人きっとサディストに違いありません。
#005 あなた(の胸元)だけを見つめて
そしてようやく廃工場にたどり着きました。するとEVAさんが
ドルンドルンと登場する訳なんですけども、スネークさんに
近寄ると挨拶だといわんばかりに胸元のファスナーをおへそ辺りまで
下げてしまうんですよね。もうまるで意味が分からない。
いや、まあ僕としてはこの際意味なんてどうでもいいんですけどね。
それにしてもですね、スネークさんは度し難いですよ。命をかけた
任務中にですよ?その真っ直中なのに初めて会った、見るからに
愛人づらのあやしい女性の胸を凝視するとは、もうなんというか
どうというか…、男の鑑ですな!
んで場面が建物の中に移つり話が進んでいくと、EVAさんが
「じゃあサービスしてあげる」といってスネークさんの顔に
自らの顔を近づけるんですよ。そらサービスといえばアレしかないやろ!
ってなくらいアレしかないと僕は考えているんですけど、EVAさんは
見事なまでに裏切って下さいました。なんかただスネークさんが
寝てる間に見張りをしてくれるだけなんですって。死ね。
まぁEVAさんのサービス中にスネークさんは安眠できた訳なんですけど、
目が覚めると、EVAさんいきなり着替えてるんですよね。
しかも別に服装が替わってる訳でもなですし。着替える必要は全くないんですよね。
どうやらこれが真のサービスのようです。まぁスネークさんはそれにも飽きたらず
山猫部隊に包囲された事に気付きながらもEVAさんの胸元をこれでもかっ、と
覗き込んでおられました。
#006 胸に始まり胸に終わる
スネークさんがEVAさんの胸を凝視してる間に
すっかり山猫部隊に包囲されてしまったので、仕方なく戦うことに。
とりあえず部屋にあったロッカーに隠れてみたんですが、あっさり見つかって
無残にもスネークさんは射殺されてしまいました。どうやらロッカーに隠れても
必ず見つかるみたいです。
次にダンボールに隠れてみたらこれが案外いけました。山猫部隊は
ダンボールの中にいるスネークさんにまったく気づかないのです。
山猫部隊が部屋の中を調べてる間、退屈で退屈でついダンボールから出て
一人撃ち殺してみたら、ほかの隊員から一斉射撃を食らってまたもや
ゲームオーバー。どうやら正面から馬鹿みたいにぶつかっていっても
勝てないようです。
また生け捕りにした蛇でも投げつけてみようと思ってバックパックの中を
見てみると、そこには蛇よりももっと魅力的なものが。それは腐った食べ物。
久しぶりにプレイしたのでFOODは尽く腐っておりました。ハエ2匹が標準装備。
これはいいと、さっそくスネークさんの装備を腐った食べ物だけにして出陣です。
これを食べさせてやろうとウキウキだったんですが、そこには大きな誤算が。
頭のいい皆さんなら最初から分かっていたと思いますが、山猫部隊どもは
とくにおなか減ってないんですよね。それに気づかず思いっきり腐った汚物を
投げつけて、無駄に音を立てただけで企てが終了したときは虚しいのみでありました。
失意の中、僕はまたもやパトリオット先生を取り出して苦い勝利を得たのです。
そのあとのムービーシーン、オセロットがEVAさんの胸をもみやがりまして、僕は
復讐を誓ったのです。
#007 僕と犬と犬の生きる道
廃工場を後にし、一路クレパスへ。皆さんご存知のとおり沼を通り抜ける必要があるんですが
、ここには憎きヒルどもがワンサカ居るんですわ。沼で一泳ぎすれば漏れなくヒルが付いてくるん
ですよね。映画「stand by me」では、確かヒルが主人公の股間になかなかの食い付きっぷりを
みせていたと記憶しております。あれは映画史に残るであろうワンシーンである事は間違いないでしょう。
話がそれました。まあそんでヒルが付いた状態で無線するとパラメディックさんが「体をよく見て!」
と忠告してくれるんですが、そこはスネークさんです。みごとに「今日も元気だな!(股間を見て微笑む)」
という最高のオヤジギャグで返してくれたのです。一度死んでください。
また、ここのトラップに引っかかるとEVAさんから少々イラっとくる一言を無線頂けます。
どんなことを言って頂けるのか忘れてしまった方はぜひもう一度聞いてみてください。
そしてそのまま進んでいくと犬が。MGSの犬はなかなか性質の悪い敵なので油断できません。
とりあえず腐った食べ物を投げてやりましたら、ワンワンほえられて警戒態勢に。やはりウザい。
つぎにお得意の生け捕りにした蛇を投げつけてみましたらこれまた吠えるだけ。なんてワンパターンなやつだ。
僕はもうめんどくさくなったので、犬を放置して先に進むことに。
すると中継基地に辿り着くわけなんですけども、ここにでかいヘリがあるじゃないですか。あれってどうやら
壊せるらしいですよね。ですので、山猫部隊から頂いたTNTを巡回している敵兵の背中にセットしてぶっ飛ばしてみました。
うん、関係ないよね。
#008 イジられオセロット
ようやくオセロットさんとの対決にこぎつけました。
でまぁ、オセロットさんは必要以上にやる気満々なわけですが、僕の方といえば
当然まともに戦ってやるつもりなど全く無い訳です。
とりあえず手始めにワニキャップをつけてみたら後ろの敵兵どもが大爆笑してくれました。
気を良くした僕は二回三回と繰り返し被ってみましたら、敵兵どもも二回目までは
笑ってくれたのですが、三回目から突然「真面目に戦え!」と手の平を返したように激昂したのです。
どんなジョークでも二回まで、というポイントをよく押さえています。やはりこのゲームは偉大です。
次に、S.A.Aをクルクル回したらそれを見たオセロットさんは「それだ!」と物凄い食い付きを見せて、
自分もクルクル回し始めたのです。ひたすらクルクル回しているとオセロットさんは
「やるな!」とか「面白い」などと対抗意識をむき出しにして回し返してくるのです。このくるくるフェチめ。
こっちも少し意地になって回していると、彼の方も「ふはははは」 「まだだ」と暫くは楽しんで
いらっしゃるようなんですが、ある瞬間になるといきなり「遊ぶな!」といって発砲。
なんと不条理な。
もうこうなると、さしもの温厚な僕も黙っちゃいられません。崖や木の枝にぶら下がって
懸垂をしまくってやりましたわい。無言の抵抗と言うやつです。「metal gearing」は
「非暴力・不服従」を提唱します。オセロットさんはグレネードで爆殺しました。
#009 噛ませ犬A
まぁ、クレバスです。真っ暗で何も見えないエリアです。
普通ならここはタバコの火を灯火代わりに使ったり、ちょっと頑張って
松明を入手するまで辛抱するのが定石なんでしょうが、そんなめんどいことやってられっか。
速攻で僕はテレビのリモコンに手を伸ばし、明るさを調節して快適な環境にしてしまいましたわ。
愉快愉快。
そうなるともうここはお手軽すぎるところでして、コウモリを松明で
叩き落したり蟹が攻撃してくるのを待ってみたり、入手したてのショットガンで
大門刑事ごっこを(独りで)やってみたりと平和なもんです。
そうやってツカツカと歩いてゆくと、洞窟の向こうから日の光が。
暗い洞窟を抜け少し明るい大空洞にたどりつくと、奴はそこに仁王立ちしていたのです。
そう、
「ペイン!」
と奇声をあげる究極のドM男が。
#010 噛ませ犬A その2
というわけでドMのペインさんと戦うことに。
のっけから、蜂の群れに紛れて登場という奇抜なことをしてくれる彼なんですが、
いちいちセリフの合間に「はぁっ!」や「キェイ!」などの奇声を上げるところを
何とかしていただきたい。ウザ過ぎます。あと欧米の方がよくやるカンフーの真似事
のような動きが妙にしゃくに障ります。これはもう本気で奴を潰すしかありません。
そう決意した僕は手始めに水に浮かんだ状態でワニキャップを装着。
なんとも愉快な光景なんですが、ペインさんは「姑息な真似をするな!」とか
「騙されるものか!?」などとおっしゃって気に入ってくれませんでした。
皆さんもご存知のとおりペイン戦で厄介なのが、たかってくる蜂どもなんですが
「もしかしたらダンボールで防げるかも!」とひらめき早速試してみたのです。
そらもう見事にスネークさん刺されまくりでしたよ。さむっ。
せっかくのアイデアが無に帰し、やけくそになってペインさんを撃ちまくったんですが
奴も中々の猛者でして、撃たれた痛みに転げまわりながら「ペインー」と抜かし腐るんですわ。
なめやがって。口から蜂を吐き出すし。
完全に怒った僕はスモークグレネードという必殺技でペインさんを撃破しました。
ペインさんは最期、「この痛み、この痛みだー!!!」と言った後、ペインと
叫びながら炸裂なされました。壮絶なウケ狙いでした。
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